コアミュージック紹介メディア
バンド

【きのこ帝国】「メジャーになって変わって残念」で離れていい人たちでしょうか

15|きのこ帝国

2012年にインディーズデビュー、その3年後にはメジャーデビューしたバンド、きのこ帝国。

インディーズからメジャーになったことで、ファンの人は「前のきのこ帝国が好きだった、残念」という人がいると思う。

だけど、それは少し違う気がする。きのこ帝国は残念な方向にむかってメジャーデビューしたわけじゃない。

メジャーデビューとなった時、今までと同じではなく「音楽を、耳じゃなくて、心に届けること」ことを彼女たちは意識したそう。より多くの人に届きやすい音楽を意識したのではないか。

”変わることは残念なこと。”

そんな考えを1度忘れて、初心に戻ってきのこ帝国をもう1度好きになりませんか。

きのこ帝国がメジャーになったことで、過去に1度でもがっかりしたみなさんへ。

きのこ帝国がみる「東京」という国

曲名:東京|きのこ帝国

目覚めた朝に聴いても、のんびりしている昼間に聴いても、寂しい夜に聴いても、どの時間に聴いても切なくて暖かくなる。

日々あなたを想い描く ただそれだけで息をしている
馬鹿げてる 馬鹿げているけど
あなたをみつけた この街の名は、東京

東京をちょっと外からみた歌は、こんなに美しいのかと思った。

上京された方の中には、「東京は外国だ」って思う人もいるくらい違う街に見えると思う。今まで住んでた場所と全く違う場所を好きになることは難しいと思う。

だけど、「あなた」に出会えたことで、東京が愛しくなる。「あなた」に出会えたから、東京を許すことができる。

東京にちょっと慣れていない、可愛いくて芯のある人の歌に私は聴こえます。

「メジャーデビューしてから好きじゃない」じゃないは少し違うと思う


曲名:怪獣の腕のなか|きのこ帝国

音楽が絵本みたいだ。小さい女の子が、自分よりもはるかに大きなものを守ろうとするような。

そして、優しい音だ。きのこ帝国の曲は優しい音が多いと思う。『猫とアレルギー』もそうだし、『クロノスタシス』だって、優しく感じる。

この『怪獣の腕のなか』は、メジャー1stアルバムの挿入曲の1曲。

メジャーデビューしてから「万人受けを狙っていて悲しい」「前の方が好きだった」

こういう意見をよく目にするけど、少し言わせてほしい。

「あの時」とか「この時」とか、そんな言葉は思い出を振り返る時に使えばいい。音楽の評価に使うべきではないと思う。

だって、インディーズとかメジャーとか、そういう「時」っていう単位で好きになったわけじゃない。「きのこ帝国」っていう単位で好きになったんだ。

「あの時」も「この時」も、そして「今」も、好きだ。インディーズ時代の『TOKYO』もメジャーになってからの『怪獣の腕のなか』も、好き。

「メジャーデビューしてから好きではない」じゃなくて、「今回の曲は好みじゃないな」くらいでちょうどいいと思う。そのくらいでいいんだ、音楽なんて。

読んでいただきありがとうございました。

オススメ きのこ帝国

■猫とアレルギー|きのこ帝国

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です