コアミュージック紹介メディア
バンド

【ヨルシカ】Twitterフォロワー3万人っておかしな話だ

01|ヨルシカ

ボーカロイドを使用して楽曲制作を行うバンド『ヨルシカ』。作詞作曲はn-bunaさんで、作曲関係で知り合ったsuisuさんがボーカルを担当している。

ボーカロイドでは作れない”人間的な表現”をするために『ヨルシカ』は作られらたそう。

YouTube登録者数24万人、Twitterフォロワー3万人。数値で音楽を判断したくないけど、これはおかしな話だ。

なにか残らないものに限りある5分を使うのなら、ヨルシカにその5分を使ってほしい。

メッセージ性がないバンド ヨルシカ。

曲名:言って。|ヨルシカ

ヨルシカの好きなところはメッセージ性がないところ。

なにかを伝えようとしないし、「わかって」「伝われ」って無理強いしてこない。

「君はそんなものじゃないよ」なんて励ましてくれる歌はたくさんあるし、自分の体験談を元に様々なメッセージを伝えようとする歌もたくさんある。それもそれで素敵なものだ。だって励まされている人がたくさんいる。

だけどわたしはヨルシカは違う気がする。「聴いた人がこうなってほしい」がない気がする。自分の考えをただ、まっすぐ歌にした感じ、日記のように。

いい意味で、受取手のことなんて考えていない。

それでいて、ヨルシカは無垢である

1周回って、無垢なバンドだなと思う。

めちゃくちゃ切ないこと歌うし、歌詞には「盲目的に 盲動的に 妄想的に生きて」なんてちょっとよくわからないこと書くし、もう「無垢」なんて言葉似合わない気がしちゃうのだけどそんなことない。

あのね 空が青いのってどうやって伝えればいいんだろうね

こんなに美しい歌詞があるだろうか。こんなに純粋な気持ちがあるだろか。

こんなに思ったことを綺麗な言葉でかける人がいるだろうか。

歌の最後の歌詞にいきなり「もっと、もっと、もっと、もっと」って、今までの語彙力がどこかに消えたと思わせるくらいに、ありのままの感情をヨルシカは歌う。

『言って。』はきっともう会えない人のことを思って書いた歌だと思う。空の青さも、夜の雲の高さも、もうわからない人の歌。

「きっと人生最後の日も愛を歌うのだろう」の歌詞の意味がこの曲に触れれば触れるほどわかるから切ない。

音楽は言葉を超えるためにあるもの


曲名:雲と幽霊|ヨルシカ 

「なにがあったか」よりも「そのときなにを思ったのか」を丁寧に感じて、景色や感情を綺麗に、人間的に、言語化できるバンドなのだと思う。そういうところが本当に好きだ。

音楽メディアのライターをしていて思う。

言葉が音楽を超える日はくるのだろうかと。悔しいけどわたしはそんな日はいらないと思う。言葉を超えるためにあるのが音楽だ。

読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です