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【Half time Old】『真夜中の失踪に聡明と音楽』をリリースしてくれてありがとう。

 

名古屋発のバンド、「Half time Old」が11月7日に3rdフルアルバム『真夜中の失踪に聡明と音楽』を発売した。

店頭に並ぶCDとケースの隙間をみて思った、自分以外にも聴いている方がたくさんいるんだな、と。

アルバムがリリースされた嬉しさを噛み締めている人がきっとわたし以外にもいると信じて、今回のアルバム『真夜中の失踪に聡明と音楽』の個人的な感想を書きました。

3rdフルアルバムをずっと心待ちにしていたみなさんと、この時代に、このアルバムに出会えた喜びを共有させてもらえたらなと思います。

ずっと待っていた『真夜中の失踪に聡明と音楽』


曲名:銃声と怒号|Half time Old

 

『真夜中の失踪に聡明と音楽』のリード曲、『銃声と怒号』が公開されたのは10月19日のこと。いまこの記事を読んでくれている皆さんのように、わたしもこの日の正午を本当に楽しみ待っていた。同じ気持ちだった方がたくさんいたことをすごいスピードで伸びる再生回数に教えてもらった。

今までも、今回の『銃声と怒号』も、いつだってこのバンドの曲はイントロからすぐ好きになる。聴いた瞬間に「あれ?」っていう不安感がない。むしろ反対で、「あぁ、やっぱり間違いないな」っていう感動に近い安心感か、それ以上のものを毎回くれる。

「銃声と怒号」の好きなところの半分以上は小鹿さんのギター

「銃声と怒号」の好きな部分はどこかと聞かれればわたしは迷いなく、小鹿さんのギターと答える。”失敗の歌詞だからこそできることもあった”って後ろ向きなことを前向きにしてくれる歌詞も もちろん好きだけど、小鹿さんのギターがどうしても好き。

理想と現実による矛盾と戦いながら生きるというこの歌の光の部分に聴こえる。恐れるものがないというか、止まっていることのほうが怖いような、そういう自分の理想に近づくことに対して前向きな音に聴こえるから、小鹿さんのギターは心に残る。

毎日聴いてたら飽きると思うのに、聴くたびに好きなところが増えるこの『真夜中の聡明に失踪と音楽』。リード曲だけではなく、他の曲ももうちょっと書かせてほしい。

 

逃げることは、時として幸せな選択肢になる。

曲名:ミニマリスト|Half time Old

 

「素晴らしい日々はこの先に」の歌詞で終わる『mavelous』の続きの曲、『ミニマリスト』。Aメロ・Bメロは穏やかなのに、鬼頭さんの声を筆頭にサビで吹き抜けていくから聴いていて、単純にすごく気持ちがいい。

大人って生き物に近づくにつれ、気づかないうちにたくさんのモノを落としてしまう。だからきっと空っぽになっていって、いつの間にか大きな自己嫌悪になる。だけど、そもそも私たちは何も悪いことしてない。ただ”大人”と”大人ではない生き物”との狭間に悩んでいるだけだ。

だから、逃げてもいいし、幸せだと思う選択肢を生きればいいいし、楽しむことを恐れなくて大丈夫だよと歌うミニマリストは若者にぴったりな曲だと思う。

 

彼らの言葉が沁みるのは、Half time Oldがミュージシャンだから。

 

今回のアルバムで「逃げることは、時に幸せな方を選ぶこと」と世間や大人が否定しがちなことを彼らは肯定してくれた。

無責任な肯定や価値観の押し付けは雑音だ。しかし、Half time Oldは音楽というモノを通じて、わたしたちを励ましてくれる。「自分に正直であること」がどれだけ大切なことかを教えてくれる。

そんなにたくさん話したことのない彼らからの思いを素直に信じられるのは、自分にとって彼らが最高のミュージシャンであるからだ。

Half time Oldは、いい意味で幼くて大人になりきれていないバンドだと思う。いつまでも若くて、現実に素直で、そして絶対に「自分」っていう概念を忘れない。

Half time Old、めちゃくちゃ音楽大好きなんだな。

そして改め感じたのだけど、作詞作曲を務めるボーカルの鬼頭さんをはじめ、Half time Oldはきっと私たちが思っている何倍も、音楽が好きなのだと思うそもそも好きじゃなきゃ7年間もバンドの世界にはいないだろうけど、今回のアルバムでもすごく感じた。

特に、「GO&SING」の歌詞で”鳴らせ マイナーもメジャーも受け入れ体制で臨め” という部分があるけど、こんな言葉は音楽そのものがめちゃくちゃ好きじゃないと出てこない。今はまだインディーズバンドのHalf time Oldが「メジャーも」って歌詞にいれるくらいだから、音楽そのものが本当に好きなんだろうと。

 

『真夜中の失踪に聡明と音楽』をありがとうございます。

こんな音楽を愛しているバンドを、これからも愛し続けられることを1人のファンとして本当に願っています。

3rdフルアルバム「真夜中の失踪に聡明と音楽」は限りある毎日をより良いものにしてくれるし、もっと音楽を好きにさせてくれた。大袈裟なんかじゃなくて、彼らの音楽は紛れもなくわたしの原動力だ。

地元の夜道を1人、「maevolus」を歌いながら自電車漕いだ時のあの感情なんて文字にできない。だから、このつたない文章がわたしの精一杯だけど、自分と同じようにHalf time Oldを好きな人に「わかるなぁ」って共感してもらえたら嬉しい。

読んでいただきありがとうござました。

 

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