インタビュー

お祭りを再定義するサーキットフェス、ナツドキ2019開催!


バンドだけではなく、様々なクリエイターさんやショップを巻き込んだ下北沢の街全体で繰り広げられるサーキットフェス、ナツドキが今年も7月6日の下北沢にて開催!

今回は主催者の越野さんよりナツドキについてたっぷりと語っていただきました。また記事の最後では、ナツドキご協賛店舗さまのご紹介もしています。

ただのサーキットフェスとは一味違うナツドキの魅力が伝わると思うので、ナツドキのファンの方はもちろんのこと今年の夏はどのサーキットフェスに行こうかと今から悩んでる人にもぴったりなインタビューとなっているので、ぜひ最後までご覧ください!

お祭りのようなサーキットフェス、ナツドキとは?

ー関係者を含む全員が楽しめるイベント、それがナツドキです。

(photo:越野さんと運営メンバー)

ーまずは、ナツドキの主催者である越野さんの自己紹介をお願いします。

Sunday is Wednesdayというバンドの元フロントマンで、今は新しいバンドの準備中です。なので、今は「歌うたい」という感じですね。それと、2017年からナツドキというサーキットフェスを主催しています。今の目標はナツドキを通して新しいカルチャーを作ることです。

ー今年で3年目を迎えるのですね。ナツドキとは具体的にどんなイベントなのでしょうか?

バンドだけでなくクリエイターさんの出展、下北沢の飲食店や楽器屋さんとのコラボなど下北沢の街全体を巻き込んだお祭りのようなサーキットフェスです。関係者も含む全員に楽しんでもらえるイベントを目指しています。

従来のライブイベントはどこかバンド本位になりがちだなと思うところがあるので、そこを変えていきたいんです。

ー「従来の企画がバンド本位になりがち」とはどういうことでしょうか?

ブッキングのイベントであってもバンドに価値を置きすぎていて、イベント自体にはあまり価値がなかったりする、今のライブイベントってどこか飽和している感じがあるんですよね。出演するバンドに知名度がないと集客できないから、ある程度同じ音楽しか生まれない、売れない気がしています。僕はそれを変えたくて。

だからバンドの知名度とか関係なく、まずは自分が単純にいいと思うものを出すことって大切だと思ってます。だからナツドキというイベントでは出演者に価値というより、まずはイベントそのものに価値を持たせたいんです。

ーだからこそ、関係者含む”全員”が楽しめる、企画そのものに価値があるイベントを作りたいのですね。

だから、自分がいいと思うバンドやクリエイターさん、スタッフさんみんなが一緒になって楽しむことで、お客さんにもその楽しさが伝染していく流れを1番大切にしたい。ナツドキでは、僕や運営メンバーが表現として素晴らしいと思うものを多くの人に共有することで関係者にもお客さんにも、とにかく”全員”に楽しんでもらいたいんです。

 

ー「いい企画とは、関係者を含め全員が楽しいと思えるもの」と思えるきっかけとなった出来事って何かあったのでしょうか?

自分が所属していたバンドの初企画です。その時も2会場にして、1会場ではライブをやって、もう1会場はクリエイターさんが集まる展示会を展開しました。そこではステージの状況をライブビューイングをして離れたスクリーンでもライブを楽しめるようにしてっていうのをやってみたんです。それが単純に僕自身も楽しかったし、楽しんでくれた人もとても多かったんですね。

それが発展して生まれたのがナツドキです。

ー自身のバンド企画がサーキットフェスにまで発展し、今年で3年目を迎えるってすごいことですよね。規模感もどんどん広がっている印象があります。

1年くらいたつと出会った人の数も単純に増えるので、その分企画に誘いたいと思える人との素敵な出会いも増えていきました。そしたらその人たちと一緒にイベントしたいし、その人たちと仲良くなりたいしって思って、声をかけていって気づいたら規模が例年どんどん大きくなっていました。

ーナツドキは従来のライブイベントへの問題意識や様々な人との出会いのおかげで、自身のバンド企画から全員が楽しめるサーキットフェスにまで発展したイベントなのですね。

そうですね。ナツドキは単なるサーキットフェスというより、お祭りに近いイベントにしたいんです。さっきの話しでいうと、今あるほとんどのイベントはブッキングしているバンドに価値があってイベント自体は僕は面白いと思えていませんが、お祭りってその逆なんですよね。カルチャーそのものを価値にしているというか、中身がどんなものでもお祭りを開催していることをまず大切にしています。そこが僕にとってすごく魅力的なんですよね。

だからこそナツドキはお祭りを「コンテンツもしっかりと詰め込まれているお祭り」っていう風に再定義していきたいんです。ナツドキというお祭りで、僕や運営メンバーが表現として素晴らしいと思うものをみんなに共有していきたい。

ナツドキの始まりは〇〇かもしれない!?

ーナツドキの始まりは昔から好きだったもの。

ー「いいイベントとはドキドキするイベント」とHPに書かれていましたが、越野さんにとってドキドキする出来事って何でしょう?

見たことないものを見た瞬間、知らないことを知った瞬間にすごくドキドキします。僕はすごく宇宙が好きなんですけど、ブラックホールが見えた瞬間の写真を見た時にとんでもなくドキドキしたんですね。僕は未知と遭遇した時にドキドキするんだと思います。

ーブラックホールの写真にとんでもなくドキドキするって面白いですね。

宇宙には嘘か本当か分からない話しがたくさんあるけれど、宇宙だから信じられる部分あるじゃないですか、宇宙だから許されるというか、宇宙だから許容されるおとぎ話がたくさんあるんです。なにがあっても不思議じゃない、そう思えることってすごいなって、宇宙はすごいなって考えることが多いです。

越野さんは場所や雰囲気を大切にされる方なんですね。宇宙に対する考えからナツドキは生まれたのかもしれないですね。

「常識的に無理なことも本当はできるんだよ」ということがナツドキのメッセージとしてもあるので、そうかもしれません。ナツドキとは一見関係なさそうな昔から好きな宇宙が、今やりたいことに実は繋がっているって感動します。

3年目を迎える今年のナツドキの魅力に迫る。

ー下北沢っていうノンフィクションな街をナツドキというお祭りでフィクションに塗り替える。

(photo:越野さんと運営メンバー)

ーナツドキは今年で3年目を迎えますが、集客数や会場規模などどんどん伸びている印象があります。規模感はどうやって広げっていたのでしょうか?

1年くらいたつとやっぱり出会った人の数も単純に増えて、企画に誘いたいと思える素敵な人との出会いも増えていきました。そしたらその人たちと一緒にイベントしたいし、その人たちと仲良くなりたいしって思って、声をかけていって規模が大きくなりました。

ー規模が変わっっていく中で昔から変わらないものと、変わったものを教えてください。

変わらないものは「僕らがチームナツドキでいいと思ったものを集める」ということです。

変わったものは周囲のバックアップですね。僕らの知っている世界でしか「いいな」を集めることができなかったこれまでの2年間だけど、今年はライブハウスの人やお客さん自身がいいと思った人を教えてくれたりする。自分たち以外の人から情報をもらえるから僕たちも発信していきやすくなりました。

運営メンバーも最初は4〜5人だったんですけど、今では15人ほどに増えて、アイディアや実現できるコンテンツも人がいる分だけ違うからやれることも広がりましたね。

ー出演者の人数も増えましたけど、今年のラインナップに通ずるものってなんですか?

今までは超初心者の人ばかりだったから「やりたいんだけど…」と踏みとどまっている人たちをサポートするイメージでした。ですが今年はわりと「俺の音楽まじイケてるぜ」って出演者全員が自分のやっていることに自信を持っています。

だからその人たちが持っているものを僕たちがイベントを通じてどう活かしていくか、お客さんに伝えられるかっていうのを考えるようになりました。さっきの屋台の焼きそばの話しで言えば、どれだけ美味しそうな焼きそばにできるかって感じです(笑)

(2018年 ナツドキの様子)

ーまたフィクションな空間をつくりあげるためにオブジェやアート作品を展開予定とのことですが、そちらのコンセプトも教えてください。

ドキドキするもの、フィクションであることの象徴です。下北沢っていうノンフィクションな街をナツドキというお祭りでフィクションに塗り替える。実際のお客さんが来る街はノンフィクションだけど、いかにフィクションに引き込ませる、非現実的空間にいかに引き込めるかということをコンセプトにしています。

ーズバリ一言でいうと、今年の見所は?

今お話してきたものに加えて、3本の映画上映も見所です。それぞれの映画のエンディングソングが弾き語りアーティストさんの生演奏なんです。ぜひみてほしいです!

ー実際にイベントに足を運んでくれるお客様へイベントを通じてどんなことを届けていきたいですか?

ナツドキのいいところは、お客さんと距離が近いお祭りなので、気軽に「私もやってみよう!」ってなってほしいです。今の運営スタッフはもともとお客さんだった人もいるので、「ナツドキに参加してみたい!」って視野を広げてほしいと思います。

それと当然のことながら、次の日に「なんだったんだ、昨日は」って思い返すくらいに時間を忘れて楽しんでもらいたいですね。

今後のナツドキが目指す場所

ーナツドキがドキドキするものの象徴になってほしい

(photo:越野さんと運営メンバー)

ーナツドキの今後の展望を教えてください。

「お祭りの再定義」とさっき話したので、ナツドキが国内だけでなく香港やモンゴルなどあちこちで開催されてほしいです。

ナツドキっていう言葉がフェスで終わってしまうのではなくてドキドキすることの象徴になってほしいし、アブノーマルなことをしても「ナツドキ」って言葉で許されるようになってほしい。ナツドキっていう名前そのものに価値を芽生えさせていきたいです。

ー最後に一言、お願いします。

あなたの知らない何かに出会えると思うし、もし出会えなかったら僕のところにきてください。そしたら僕があなたにワクワクを提供します!

それと僕の新しいバンドの初披露もあるので、ぜひ見に来てくださいね。

ーナツドキご協賛店舗 紹介ー

 

①:LITTLE BY TECH さん

 

(photo:販売されているギター)

(photo:種類豊富な小物)

 

下北沢の楽器店リペアショップ、LITTLE BY TECHさん。中古楽器の買取、調整やPU交換からオーダーギター製作など幅広く展開しています。

ライブ前の弦やスティック調達から楽器修理など、リハ中にトラブルが起きても迅速に対応してくれる下北沢の駆け込み寺のような存在。

店長は元バンドマンなので安心してお任せできます!

 

➡︎アクセス

LITTLE BY TECH店長
LITTLE BY TECH店長
ナツドキのリストバンドを見せてもらえれば、店内の小物から修理、楽器の購入まで10%オフにします!
越野さん
越野さん
下北沢にありそうでなかった楽器屋。とにかく気さくな方で、気軽な相談も談笑にも付き合ってくれます!

 

②:点と線さん

 

(photo:店内の雰囲気)

(photo:スパイスラーメン)

下北沢駅から徒歩3分にあるスパイスラーメン専門店、点と線さん。

北海道発の大人気のスープカレー専門店「路地裏カリィ侍.」での経験と豊富なスパイスの知識を活かしたスープは点と線でしか味わえません。

ラーメン屋さんぽくない落ち着いたオシャレな店内なので、女性1人でも気軽に立ち寄れます。オススメのメニューは定番の「スパイスラーメン(950円)」!

➡︎アクセス

点と線スタッフ
点と線スタッフ
ナツドキのリストバンドを見せてもらえれば、味玉orチャーシュー1枚をトッピングします!
越野さん
越野さん
去年のナツドキの際に僕も実際に食べてみてすごく美味しかったので、オススメです!

 

③:茄子おやじさん

(photo:店内の様子)

(photo:スペシャルカレー)

来年で30周年を迎ええる下北沢の老舗カレー専門店、茄子おやじさん。2年前に改装されたばかりの店内はウッド調で全体的に暖かい雰囲気。カウンター席もあるので、気軽に1人で立ち寄れます。

音楽をやっている店長自らが選んだこだわりの音響機材も見逃せません。

おすすめメニューは「スペシャルカレー(1,200円)」。ポーク、チキン、ビーフ、野菜、ゆで卵と具材たっぷりで、家庭的な優しい味わいです。

➡︎アクセス

茄子おやじ店長
茄子おやじ店長
ナツドキのリストバンドを見せてもらえると、ドリンク1杯が無料になります!
越野さん
越野さん
下北沢でライブをして茄子おやじさんでご飯を食べるっていうのがバンドマンの憧れ的なイメージがあります。バンドマンに寄り添ってくれるお店なんです。

 

■ナツドキ イベント概要 

・日時:2019年7月6日(土) 11時〜21時

・場所:下北沢ReG / 近松 / 下北沢MOSAiC / 下北沢LOFT

・チケット:3,000円(+1ドリンク600円)
➡︎申し込みはこちらから!

ラインナップなど詳しい情報はナツドキ2019HPをチェック!

 

<インタビュアー・写真:あき>

ABOUT ME
あき
インディーズバンドなどコアな音楽を紹介する記事や音楽界隈に関するコラム記事、またインタビューやライブレポートなど執筆。 好きなバンドはたくさんありますが、サイトを始めるきっかけの音楽はHalf time Oldとヨルシカです。